水(ミネラルウォーター)の成分は?

ミネラルウォーターという名前を聞くと、ミネラルを多く含んだ水のことだと思う方も多いでしょう。しかし、農林水産省のガイドラインによると、ミネラルウォーターは、地下水を原水とするもののことをそう呼んでいるのです。つまり、特別にミネラル分が多い水であるということではありません。

ミネラルウォーターは、その水質の安全性を高めるために、殺菌やミネラル分の調整がなされています。そして、ミネラル成分の含有量によって、軟水と硬水に分類されます。

市販のミネラルウォーターの成分表示を注意深く見てみると、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、硬度、PHなどの数値が表示されていることに気付くでしょう。

水中のミネラル成分には、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、亜鉛、鉄、銅、マンガンなどがありますが、その中でも、カルシウムとマグネシウム量の比率が、水の味を決めているのです。そして、水の中のミネラル成分が多ければ多いほど、苦味や渋みのある味になっていきます。

日本で販売されているミネラルウォーターは、飲み水と同じく、軟水のものが多く、ヨーロッパのミネラルウォーターは、硬水のものが多くなっています。ミネラルウォーターの中でも、特に原水に人為的な作用を施していないものを、ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーターなどと呼んでいます。